児童家庭福祉と警察

児童家庭福祉に関わる警察は、身体や財産の保護、犯罪予防、
個人の生命を守る治安業務などを行います。

 

子どもの非行や健全育成、さらに福祉に関係した活動も行い、
被虐待児の通告や迷子、遺棄、少年補導、非行防止活動、
電話での相談活動など、その職務は様々です。

 

「児童虐待の防止に関する法律」が2000年に規定されました。

 

その中に、「児童の安全の確認、一時保護、また立ち入り調査、
または質問をするときは、警察官の援助を求めることができる。」
という規定が盛り込まれたことから、
保護者などから加害行為を受ける予測が付く場合、
現在児童虐待が行われている可能性がある場合などで、
児童相談所だけでは適切な対応が取れないと判断されると、
警察官の援助が求められるようになりました。

 

さらに、2008年、虐待を受ける恐れがある子どもの安全確認や身柄確保を行うため、
裁判所からの許可上を得て、児童相談所は強制的に当該児童の住所や居住に
立ち入りができるようになりました。

 

保護者による移動に対するつきまとい、徘徊などは罰則つきで禁止になり、
制限も強化されています。

 

このように、「児童虐待の防止に関する法律」に、
子どもの権利擁護がしっかりと明記され、
今まで救えなかった子どもを救うことができるようになりました。

 

ただし、まだまだ、完全に子どもを救うことができるかというと、
なかなか難しい現状となっています。